脈圧ナビは、最大血圧と最小血圧の差である『脈圧』が小さいとき、大きいときについて調べています。また、高血圧と動脈硬化に関してもご紹介しています。
脈圧は最大血圧から最小血圧を引くことで算出できます。脈圧の正常値は40だと言われており、脈圧が50を上回ると実質的に心房細動の危険性が上がるという説があります。ちなみに、血圧の正常値は20歳未満の男子は上が123、下が73.8、女子は上が118.7、下が72.1です。血圧の正常値は加齢によって変動するのですが、最高血圧が年齢に加えて90以下、120以上の範囲内であれば正常値と言えるでしょう。
最大血圧値と最小血圧値との差を脈圧と言います。
通常であれば加齢とともに最大血圧は上昇します。
最小血圧は50〜60歳をピークに少しずつ低くなっていきます。
そのため、脈圧は60歳を過ぎると、加齢とともに大きくなっていくのです。
心臓から送り出される血液の量は成人するとほとんど変わりはありません。
脈圧を大きくさせる原因は、動脈硬化にあります。
動脈硬化は細い血管から始まり、次に太い血管へと進んでいきます。
それなので、最初に平均血圧が高くなり、いずれ脈圧も大きくなっていくことになります。
あまりにも脈圧が大きくなると、甲状腺機能亢進症でないのなら、近い将来に心臓病や脳卒中を起こしやすくなってしまうこともあります。
60歳以上の方で脈圧が70mmHg以上の方は、高血圧による動脈硬化の進展に注意を払う必要があります。
その一方で、肥満者では最大血圧値は正常の140mmHgで、最小血圧値が90mmHgを超えていて、最大血圧値と最小血圧値の差が少ない、つまり、脈圧が小さくなっていることが時々見られるようです。
このケースにおいても、高血圧と考えられ、生活習慣を見直さなければなりません。
50歳未満で脈圧が小さい方はそうではない方と比べ、死亡率が高いと言われています。
脈圧が小さい原因には、動脈硬化のせいで細い血管が狭まっていることがあげられます。
特に最小血圧が110mmHgを超えている方は、極めて危険な状態にあるといえます。
脈圧が小さくなってしまう原因にはほかにも、肥満や運動不足、ストレス、心不全、脱水なども考えられます。
脈圧が大きい小さいに関わらず、最小血圧が130mmHgを上回っている方は、悪性高血圧病という深刻な病気です。
この病気は30〜50歳代の男性に多いのですが、女性の中にもこの病気である方がいます。
心臓などの臓器に重大な障害をもたらすため、適切な治療をする必要があります。
そうでなければ、数ヶ月で命に関わる事態になりかねません。
脈圧の大小は1度の血圧測定だけでは判断しないでください。
血圧測定をする時間と場所を変えて、何度か行うといいでしょう。
血圧は最大血圧・最小血圧の一方じゃなく、両方を見ましょう。血圧だけじゃなく脈圧についても把握することをおすすめします。